今回はフィリピンの連休を使ってボラカイ島を離れ、フィリピン最大の島、ルゾン島にあるサガダ(Sagada)に行ってきました!
The南国のボラカイと違い、まだあまり有名でないので山々が織りなす幻想的な風景とたくさんのアクティビティ、美味しい料理を堪能することができます。
目次
サガダの場所
Sagadaはマニラから北に400kmバスで11時間程度の場所にある街です。
サガダは歩いて30分程度で回れる小さな街ですがたくさんのレストランやお土産屋さん、ホステルや観光案内所があります。
アクセス
今回私たちはマニラからバンをチャーターして行きました。
費用は2泊3日のホテル付きで2500php。また現地での移動も全てバンが送り迎えしてくれます。
サガダへの道は山道で車酔いをする人は必ず酔い止めを持参してください。
トイレ休憩で利用するトイレは有料(5php)やトイレットペーパーがないことがあるので各自で用意しましょう。
気候
涼しいを通り越して寒かったです。
Sagada自体が1500mの山の上にある高地の街で一年の平均気温は17度〜21度とフィリピンの平均気温より低めの温度です。
朝晩は特に冷えるので、厚手のジャケットを1枚持って行くことをオススメします。
また、標高が高いので雨もよく降りますが年間の降水量を見るとそこまで多くはありません。しかし、坂が多いので多少の雨でも滑りやすくなっています。歩きやすい運動靴を履いて行きましょう。
オススメスポット
コルディリェーラの棚田群
サガダが有名な理由は「天国への階段」と呼ばれる棚田への中間地点だからです!
中間地点といっってもサガダの中心部から車で約15分程度の場所にあります。
これを見ながらコーヒーを飲んでいるとなんだか日本の田舎と似たような、時間がゆっくり流れているような気分になります。
ハンギングコフィン(Hanging Coffins)
街の中心部から車で3分程度の場所にエコーバレー(Echo Valley)と呼ばれる場所があります。
ここでは世界でも珍しい埋葬方法、「ハンギングコフィン」を見ることができます。この埋葬方法はこの地方に住んでいた「イグロット族」独特の風習で死者を燻製にして洞窟に納めたり、崖に吊るして埋葬していました。崖に吊るす理由は天国へ少しでも近づけることにより、転生の願いを込めて2000年間に渡り、行われていたそうです。
そんな「ハンギングコフィン」の風習は、2010年の遺体を最後に終わりを迎えました。1898年からのアメリカによる植民地化の影響で部族が次第にキリスト教信者となっていき、キリスト教の土葬の習慣に変わって行きました。
キリスト教の習慣に変わって行く時期の棺は「ハンギングコフィン」に十字架が吊るされたものもあり、歴史を感じることができます。
洞窟
なんの変哲も無いお土産やさんの横の道を「ハンギングコフィン」を見ながら200mほどくだった場所に洞窟への入口があります。
洞窟の入口にもたくさんの棺桶が置いてあり、これは崖に吊るすようになる前のものだそうです。
最初は広い空間を進んで行きますが次第に鍾乳洞に変わり狭い空間を進むようになっていきます。
恐竜の足跡や貝の化石を見ることもできます。
コースは、2時間の初心者コースと3〜4時間の中級者コースなどがあるので自分の体力と相談して決めましょう。(個人的には中級者コースがオススメです)
洞窟の中は涼しいですが歩いていると少し暑く感じるので半袖に発汗性のよいアンダーを着ることをオススメします。また、幅が狭いところもあるのでリュックなどは待って行かずなるべく軽装で行くようにしましょう。
※洞窟は自然にできたものですのでライトや手すりなどはありません。必ずガイドをつけるようにしましょう
※雨季は雨水が溜まり、時には死亡事件も起きるほど非常に危険です。地面も滑りやすくなっていますのでサンダルでは行かないようにしましょう。
サンライズ
朝早く起きなければなりませんが山の頂上から朝日を見ることができます。
街の中心から車で30分ほど山を登ると頂上に着きます。
頂上には寒さを少しでも和らげれるようにたくさんの売店があるので暖かい飲み物を買うことができます。
滝巡り
コルディリェーラの棚田群の近くにある滝までハイキングをすることができます。
行きしなには棚田のあぜ道を通ることができ、のんびりとした風景を味わうことができます。
しかし、滝の近くになると舗装されてない1人が通るのがやっとの道もあるので動きやすい服装をオススメします。
滝に到着すると写真を撮るスポットがたくさんありますが、滝の近くに行くとびしょ濡れになってしまうので、濡れてもいい格好で行きましょうね!
※雨季は足元が悪くなり、時には死亡事件も起きるほど非常に危険です。地面も滑りやすくなっていますのでサンダルでは行かないようにしましょう。
ヨーグルトハウス(Yoghurt House)
サガダに来た旅人はここで必ず食事をする名店、村のメインストリートの中程に位置する「ヨーグルトハウス」は、常にたくさんの観光客でにぎわっています。
お勧めはなんといっても、チキンと新鮮な高原野菜を使った料理と、自家製のはちみつがたっぷりとかかかったヨーグルトです。2階のベランダからサガダの村を眺めつつ食べる料理は疲れた体を癒してくれますよ!
Gaia
サガダにあるオーガニックレストランです。崖の淵に建っており、棚田のゆったりとした景色を楽しみながら食事をすることができます。
オススメは自家製の豆腐と海苔のステーキです。
どこか日本っぽい料理でトマトソースが絶妙にマッチしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サガダには他では見ることのできないたくさんの変わった風習や、美味しい食事を楽しむことができます。
まだあまり手の加えられてないスポットなので、留学の合間やフィリピンに訪れた際は是非挑戦して見たください!
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